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研磨会社ごとの技術力の比較方法

研磨会社が持つ技術力は会社ごとに異なります。こちらの期待以上の仕上がりで納品してくれる会社があれば、残っている傷をごまかして納品してしまう質の悪い会社も存在するのです。

高い技術力を持つ会社はどんな会社なのでしょうか。研磨会社ごとの技術力を調べる方法をご説明します。

技術力の高さを見極める方法

研磨会社の技術を見極めるポイントは、大きく分けて以下の3つです。

ポイント1.研磨の対応力がどれだけあるか調べる

技術力を調べるため、まず行っておきたいのが、技術者の対応力を調べること。

研磨依頼をする前に、どのような素材・加工法・表面粗さに対応できるか、電話やメールで直接研磨会社に尋ねましょう。

対応力の高さは技術力の高さにも関わります。素材・加工法・表面粗さに関して幅広く対応できる技術者は、こちらのさまざまな要求に柔軟に対応できる技術者ともいえます

幅広い知識・技術を動員させ、柔軟に研磨できるため、難削材や新規開発した素材の研磨にも対応してくれるでしょう。

ポイント2.導入機器について調べる

どれだけ優れた技術者でも、使用する道具や機器が限定されていれば、加工できる範囲も限られてしまいます。

バフ研磨以外にも、ショットブラスト・バレル研磨・電解研磨・化学研磨など、加工方法ごとの機器を導入していれば、対応力の高さから技術の高い研磨会社だと判断できます。金属の種類や最終的な加工状態により、適した研磨方法は異なります。さまざまな研磨方法の選択、または組み合わせにより、仕上がりの精度も大きく変わるのです。

また、精密な検査機器を導入しているかどうかも技術力を確かめるポイントです。目視による検品だけでなく、機器を用いて細かく検査していれば、納品される製品の研磨精度も一定に保たれます。特に半導体や光学レンズのような精密部品の場合、ナノ単位の精密な研磨が必要不可欠。ナノ単位での表面粗さを調べる機器を導入しているか、依頼前にチェックしておきましょう。

ポイント3.テスト加工してもらう

電話口で対応力や導入機器について調べることはできますが、これらの情報はすべて相手会社からの情報です。「過去チタンやステンレスの研磨を行いました」といわれても、どのくらいの精度で仕上げられたかは不明です。どうしても相手の会社の技術力が疑わしい場合、テスト加工してもらうとよいでしょう。

テスト用の素材を相手会社に渡し、仕上がりの粗さや加工環境を指定することで、本当にこちらが求める技術レベルをもっているか試せるのです。

また、新規で開発した素材の場合、相手の会社に素材を渡すのは難しいはず。その場合は硬度や展性、延性など、新規素材に近い金属を選び加工してもらうとよいでしょう。

テスト加工後は光沢計を使い、光沢度規格に沿っているか自分の目で確かめてみることをおすすめします。

光沢度規格とは?

光沢度規格とは、光を当てた時の屈折率の高さに関するJISの規格です。光沢計で光沢の度合いを調べることで、表面がどれだけ滑らかであるかがわかります。

屈折率1,500付近、光沢度90%が基準です。光沢度は光沢計で調べられます。あくまで目安ですが、光沢計を用いることで、ある程度の仕上がり具合を調べられるでしょう。

ポイント4.目の前で加工をしてもらう

技術力を見極める方法として、最も確実といえるのが、目の前で研磨加工をしてもらうことです。

研磨の手順や方法を目の前で確かめられれば、依頼した会社の技術が本物かどうか直接見極められるでしょう。

また、相手の研磨会社の作業環境や導入している機器などもチェックできるので、設備の点から高品質の研磨ができる会社かどうか確かめられます。

よりよいパートナーを見つけるために

高い研磨技術を持つ会社を見つけることは、今後研磨を依頼する上でも重要です。素材の加工の良し悪しは製品の性能や価値にも関わります。

良い製品づくりには良いパートナーが不可欠。コストや納期だけで判断せず、技術力の高さも調べておきましょう

   

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