QCDを満たす研磨会社セレクション » 【素材別】研磨ができる会社を探す » アルマイト処理後のバフ研磨

アルマイト処理後のバフ研磨

アルマイト処理とは?

アルマイト処理は陽極酸化処理とも呼ばれる、アルミニウムを陽極で処理を施し人工的にアルミの酸化物を被せる処理のことです。

アルミニウムは空気に触れると酸化被膜に覆われるため、サビにくい性質を持ちます。ただ酸化被膜は非常に薄く、置かれている環境次第で剥がれてしまうことも。その場合化学反応を引き起こし、腐食することがあります。アルマイト処理はその腐食を防ぐために必要なものです。この処理のおかげで、サビを起こしにくい商品を製作することが可能となります。

また、アルマイトは非常に微細な孔が空いているため、それを有効に活用することでアルミニウムを塗装せずに染色した「カラーアルマイト」ができます。しかし一方でアルマイト処理を行うと研磨が難しくなるといった特徴もあるので、処理を行うかどうかは製品の性質や今後のの工程を考慮するようにしましょう。

アルマイト処理のデメリット

アルマイト処理のメリットはサビにくいという点の他、着色できる、電気が流れにくいなどのメリットをもたらします。しかし決してメリットばかりではありません。

まず第一に、アルマイト被膜は脆いと言った特徴があります。そのためアルマイト処理の後から加工をすることは難しいでしょう。たとえば処理後に曲げるなどの加工を行うと、アルマイト被膜が剥がれる、割れるなどすることもあります。また耐熱性も低いので、100度以上の高温に当てるとアルマイト被膜が剥がれてしまいます。

アルマイト被膜後にバフ研磨を行うと摩擦や摩擦熱を生じさせるため、かなり高度な技術が必要になってきます。

アルマイトの種類

カラーアルマイト

カラーアルマイトとは、アルマイト被膜にできた穴の処理を施す前に染料を付着させ、着色したものです。通常の染料のように上から塗装する方法ではなく、表面に発生した被膜に着色するためデコボコすることなく着色することができます。染料の濃度や温度、染色時間、アルマイト被膜の厚さなどによって、吸着する染料の量が異なり、濃さを調整することも可能でしょう。たとえば染料を多く吸着させれば、濃い色の着色をすることができます。

硬質アルマイト

硬質アルマイトとは、その名称の通り通常のアルマイトよりも強度が高いものです。通常のアルマイト処理の被膜よりも厚い層に仕上がっているため、強度や耐久性がアップしています。具体的な数値で比較すると、通常のアルマイト被膜は10ミクロン程度の厚さですが、硬質アルマイト被膜は50ミクロン程度に仕上がるようです。これらの性質があるため、高温・高摩擦に耐えなければいけない、車のエンジン部品などには硬質アルマイトが用いられていることが多いでしょう。硬質アルマイトの場合は、比較的バフ研磨などが行いやすくなるメリットもあります。

アルマイト処理後のバフ研磨に対応する
研磨会社

三陽工業

オートバイ部品の研磨をメインに行っていた企業ですが、現在では様々な部品の研磨にも対応するようになっています。いまでは発電用のガスタービンをはじめ建築資材、食品関連機器、自動車部品なども請け負っています。公式サイトによると、赤アルマイト処理後の研磨に対応した実績もあるようです。

三陽工業が手掛ける研磨の品質を表すポイントとしては、大手の企業との取引実績。特に川崎重工業からは20年以上もバイク部品の研磨を依頼されている実績があります。

また高い研磨のスキルを有した研磨職人が30~40人も在籍しているのも、他ではめったにみられない特徴。これほどの数の職人が作業を行える大規模な会社なので、翌日に納品することも可能です。

三和メッキ工業株式会社

32名もの社員が在籍しており、またその中で陽極酸化処理基礎コース終了した社員も数名いる会社です。「めっきを極める」という信念のもとで、硬質クロムや亜鉛、ニッケルなどのメッキを得意としています。研磨領域でもメッキ加工と組み合わせる前提でバフ研磨を行ってくれるため、研磨後にメッキ処理を行う前提での研磨ならぴか一でしょう。

公式サイトによると、硬質アルマイト処理後・白アルマイト処理後のバフ研磨が可能なようです。白アルマイト処理後の研磨に関しては、「軽くシャフトを撫でる感じ」になるとのこと。

ちなみに忙しい企業や、なかなか会社まで足を運べない方のためにWEBによる無料相談にも対応しており、Zoomを使ったミーティングも可能です。そのため時間や労力をかけずに効率よく意見交換を実施することができるでしょう。

   

研磨を依頼したいパーツを選んで、おすすめの研磨会社をチェック

パーツに対応している

代表的な研磨会社はここ!

他のパーツを確認する

安心して任せられる研磨会社3選詳細はこちら