1961年の設立から現在に至るまで、押出成形機金型や関連機器による部品の製造をメインに行っている甲陽工作所。高度な技術が求められる機械加工の業界において、お客さんの要望に応えられるように日々研鑽を積んでいる会社です。特に磨き技術に強みを持っており、手作業での研磨や機械による超鏡面仕上げ加工などはお客さんから高い評価を獲得しています。
そのほかにも、自社製のスクリーンチェンジャーの販売も行っており、希望する仕様に合わせて、設計から製作まで自社内での対応が可能となっています。
専用研磨機による超鏡面仕上加工が可能
甲陽工作所は研磨加工を得意としており、手仕上げによる磨きや超鏡面仕上加工専用ポリッシュ研磨機による超鏡面加工などがお客さんから高い評価を獲得しています。2010年に導入した超鏡面仕上加工専用ポリッシュ研磨機による鏡面仕上げは、手作業での研磨と比べて安定した面粗度に仕上げられることが強み。鏡面仕上げは、鏡のようにピカピカとした仕上がりが特徴的ですが、甲陽工作所が導入した超鏡面仕上加工専用ポリッシュ研磨機は、より光沢ある仕上がりにすることが可能となっています。
甲陽工作所が公開している超鏡面仕上加工専用ポリッシュ研磨機を使った数値データによると、SCM(クロムモリブデン鋼)を材料に加工した場合、面粗度はRa0.02、エッジRは30μmで仕上げることが可能とのこと。ただし、メッキの状態によってはエッジRの数値が30~50μmに変動する場合もあります。また、超鏡面仕上加工専用ポリッシュ研磨機での対応幅は500mm×3,000mmとなっています。
また、甲陽工作所では、ポリッシュ研磨だけでなく平面研磨にも対応。幅広く高品質な研磨加工が同社の魅力と言えるでしょう。
押出成形機による金型製作がメイン
甲陽工作所の金属加工で主に対応しているものは、押出成形機によるTダイ(金型)の製作です。単層ダイからマルチマニホールドダイなどの製造に対応しており、複雑な形状のものまで多数の製造実績があります。ダイ幅は3,000mmまで対応可能。新規製作はもちろん、オーバーホールも行っているため、希望する金型製作ができるかどうか気になる方は、一度相談してみることをおすすめします。
そのほかにも、押出成形機ではアダプターやフィードブロックなどの多種多様な部品製作にも対応。1点物から短納期のものまで、可能な限り要望に応えているため、ほかの業者で断られてしまった小ロットや急ぎの案件にも対応してもらえるかもしれません。
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クロムモリブデン鋼などの研磨加工に対応しており、ポリッシュ研磨や平面研磨での加工を行っています。
公式HP上に記載はありませんでした。
口コミは見つかりませんでした。
所在地 | 兵庫県尼崎市元浜町1-40 |
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設立 | 1961年9月 |
事業所 | 記載なし |
>当サイトでは「研磨会社」とGoogle検索してヒットした研磨加工会社42社(2023年8月21日調査時点)の中から、研磨に関する特許を取得している企業を対応できる素材別に3社を選出しています。
引用元:三和産業公式HP https://www.sanwa21.co.jp/
引用元:斉藤光学製作所公式HP https://saito-os.com/
引用元:Mipox公式HP https://product.mipox.co.jp/index.html