QCDを満たす研磨会社セレクション » 研磨様式の種類を解説 » 磁気研磨とは

磁気研磨とは

ここでは、磁気力を用いて表面処理する磁気研磨についての特徴やメリット、今後の課題について紹介しています。

磁気研磨とは磁気力を原動力とする研磨方法

磁気研磨とは、磁気力を原動力として活用する研磨方法のことです。遊離砥粒方式とも呼ばれ、磁性砥粒を磁気力で動かしながら対象物の表面上で均一に行き渡らせ、研磨していきます。

加工原理は、対象物の下面側に永久磁石を設置し、磁気力によって対象物表面の磁性砥粒を押し付けて精密研磨する仕組みです。磁力線の物体透過現象を利用できるため、磁性砥粒の加工力を遠隔制御できるのが特長です。

永久磁石が右に動けば磁性砥粒も同じように動き、永久磁石が左に動けば磁性砥粒もそれに追従します。このように磁気力と物体透過現象を利用して加工処理していく方法が、磁気研磨です。

磁気研磨は対象物の形状や位置に関わらず高度で精密な処理が可能

磁気研磨の長所は、対象物の形状や位置に関わらず、高度で精密な処理ができることです。例えば、形状変化を起こすことなくバリだけを除去できるのは磁気研磨の真骨頂ですし、鋭利なエッジを滑らかに処理できるのも特筆すべき長所です。

また、薄い板状のワークでもたわみを起こすことなくバリ処理できることや、ナノレベルの超精密磁気研磨法の応用が可能であること、めっき等の前処理や洗浄効果を持つことも、磁気研磨ならではのメリットです。

さらに、狭量な箇所を精密研磨するのは容易ではありませんが、磁気研磨は円管の内面など、細長く目に見えない箇所の精密研磨も行うことができます。しかも形状に関わりなく、砥粒は常に均一にあたります。

磁気研磨にデメリットはほとんどないものの処理時間短縮は今後の課題

表面処理加工技術としての磁気研磨にデメリットはほとんどありません。一方、加工技術のさらなる進歩により処理時間短縮が可能になれば、生産性が向上して大幅なコストダウンが期待できるため、企業による技術開発がポイントになるでしょう。

安心して任せられる

研磨会社3選

  • 三陽工業

    対応領域

    8

    自動車部品
    バイク商品
    航空部品
    医療機器
    食品機器
    産業ロボット
    建築資材
    翌日納品

    ISO取得

    取得あり 取得あり

    主な取引先

    川崎重工業/三菱重工業/ダイハツ工業/日産自動車/ブリヂストン/三菱日立パワーシステムズ

    実績を
    公式HPで見る

  • 大堀研磨工業所

    対応領域

    5

    自動車部品
    バイク商品
    航空部品
    医療機器
    食品機器
    産業ロボット
    建築資材
    翌日納品

    ISO取得

    取得あり 取得あり

    主な取引先

    オークマ/ヤマザキマザック/コマツNTC/川崎重工業/三菱重工業

    実績を
    公式HPで見る

  • 東京ステンレス研磨興業

    対応領域

    4

    自動車部品
    バイク商品
    航空部品
    医療機器
    食品機器
    産業ロボット
    建築資材
    翌日納品

    ISO取得

    取得あり 取得あり

    主な取引先

    公式サイトに記載なし

    実績を
    公式HPで見る

※ISO9001認定を取得、公式サイト上に研磨事例が掲載されている会社の中から、対応領域の種類が多い3社を選定(2021年6月調査時点)
※情報参照元:三陽工業(https://sanyou-ind.co.jp/company/)、大堀研磨工業所(http://www.ohorikenma.co.jp/quality.html)、東京ステンレス研磨興業(http://www.tskenma.com/company/history.php

安心して任せられる研磨会社3選詳細はこちら