大分にある研磨会社を調査しました。研磨会社の特徴や会社の概要などまとめたので紹介していきます。
「やったことのないことを、やってみよう」という言葉を合言葉に、可能性を追求している研磨会社です。一番の強みはオートバイの研磨で、世界的なオートバイメーカーの部品も手掛けており、品質や納期やコスト面において自信を持っています。
元々オートバイの部品を専門にしていましたが、時間の流れの中でガスタービンのブレード、建築用工具、美容医療洋機器、食器用機器など、研磨領域を広げてきました。アルミやステンレスなどの金属製品の表面仕上や生地、黒皮、サビ取りや焼け取り、R形状の製品もバフ研磨で対応できます。
幅広い研磨領域に対応できるのは職人の育成に力を入れているため。「人の無限の可能性を伸ばす為の場所」というビジョンを掲げ、研磨のプロフェショナル集団を作り上げています。
対応領域:10以上
オートバイ部品、自動車部品、タービンブレード翼、建築用資材、撹拌機、シガーカッター、食品関連、ステンレス製品、ポリエステル樹脂、食器など多数
川崎重工業株式会社、三菱重工業株式会社、三菱日立パワーシステムズ株式会社、三菱マテリアル株式会社、株式会社IHI、株式会社神戸製鋼所、ダイハツ工業株式会社、日産自動車株式会社、トヨタ紡織株式会社、株式会社ブリヂストンなど他多数
固有技術をベースに、機械研磨加工技術の真髄を追求し、目指すのは「オンリーワンのバフ屋」です。ヘアライン、鏡面、鏡面ヘアライン複合、ウェーブラインなど幅広いニーズに対応できます。研磨対象もアルミやステンレスや真鍮、亜鉛や銅まで幅広いです。
1点だけの磨き物から大量生産まで対応できるのは、57台ものバフ兼ベルト研磨機をはじめ多数の研磨機を導入しているからです。前工程や後工程に必要な自動機も保有していますが、機器だけに頼っているわけではなく創業してから40年以上の中で積み重ねてきたテクニックは無視できません。
治工具は100%自社開発して品質を確保し、作業標準書やQC工程表、作業手順書、チェックシートの作成など独自の品質保証体制を構築しています。
対応領域:5
水栓金具部品、アルミ製品、ステンレス薄板バネ材加工品、セラミック製品、銅、銅合金製品など
「新しい技術の向上」「情報」「想像力」「感性」を有機的に結びつけた製品づくりを目指す会社です。目指しているのは「社会や時代の変化に動じずスピーディーに対応できる変化対応型企業」への進化です。
特に「原子炉鋼板」「造船甲板」「厚板の穴あけソリッド工具研磨」を得意としています。一般的な金属加工から特殊加工まで幅広いニーズに対応しており、小ロットの依頼も請け負っています。「精密ソリッド研磨加工(BTA方式)」や「新品刃先研磨、再研磨」が可能で、Φ7~Φ80まで再研磨できます。
「円筒研磨加工」は、Φ2~300、0.005~の精度加工も可能です。マイクロメーターや、φ数に応じたピンゲージ、ブロックゲージ超精密顕微鏡による検査を実施。最終検査では、専属検査員による検査も行って品質管理を徹底しています。
対応領域:6
原子炉・甲板加工用深孔明工具、各種・超硬工具、半導体製造装置、液晶部品、セラミック
「光学業界の一流百貨店」これがNAGATAの経営方針です。創立は1954年で、光学ガラスレンズの設備や生産に関する商品の研究、開発、販売などを行っています。また、光学レンズ生産に関するトータルサポートも可能です。
多数の光学業界のメーカーと取引を行っており、光学関連の研磨機やリセス皿といった治工具などの製造もしています。研磨に関しては、プロジェクターや医療レンズなどの芯取り加工実績があり、高精度が求められるようなものや特殊形状のものまで対応できるのが特徴です。その技術力を支えているのは、国内外の特殊特許を多数保持していることでしょう。
生産力も高く、光学レンズ用球面治具生産は月産3万個。この数値は国内シェア80%以上です。人材育成にも力を入れており、国家技能検定1~3級の保有者率は製造要因の50%で、研修制度にも取り組んでいます。
対応領域:2
プロジェクター、医療レンズ
「創造、挑戦、成長を楽しみ、人生と社会に嬉しさを」という企業理念を掲げ、明るく豊かでやさしい社会を築く一助になることを目指しています。精密研磨に対応でき「機械」「電解」「複合」「科学」「ラップ」という研磨をベースとした精密研磨技術で、さまざまな形状に対応できるのが強みです。
精密研磨処理後は、清浄度クラス100のクリーンルームで、超純水と音超純水を使用して仕上げています。半導体製造分野では「超高純度ガス供給系」「超純水供給系」「真空装置部材」などの精密研磨実績があります。対応できる製品の大きさは基本的に「300×300×300mm」以内。
平板や管だと「内径2.5mm以上の直管、L字管、T字管」に対応。ステンレスやアルミや石英、高純度ガス供給系部材などさまざまな対象品目があります。
対応領域:5
ステンレス、アルミ、石英など、高純度ガス供給系部材、真空チャンバー
設立以来研磨加工を行っておりTOTOの一次協力企業です。見積もりは無料で、大ロットはもちろん、小ロットにも対応しています。金属素材や樹脂素材など幅広い研磨も可能です。金属素材では、銅合金、真鍮、アルミ、ステンレスなど多数。特に鋳造品の研磨が得意です。
オリジナル金属研磨機を開発しており、小物や大物専用自動バフ金属研磨機や、ベルト・バフ専用ベーダーマシンなど設備を用意しています。
ベーダーマシンとして、羽布研磨10台、ベルト研磨機を70台保有。オリジナル金属研磨機は外周研磨が5台、円弧研磨や平面研磨機など10台、各種エアツール研磨機は50台です。多くの研磨機を使用することで、幅広いニーズに対応し、コストダウンやリードタイムの短縮に取り組んでいます。
対応領域:5
銅合金、アルミ、ステンレス、スチール、樹脂成型品他
1976年の創業以降、精密加工技術の研鑽をしてきました。求められる規格や仕様に対応し「高品質、短納期、低コスト」を追求しています。60台以上の平面研削盤やダイヤモンド砥石を約2,000枚保有し、半導体や自動車業界まで取引をしています。
社訓の中にある「いかなる苦難や困難にも常に打つ手は無限だ!と思考しよう」という言葉は、ケイ・エス・ケイの力強さを感じさせます。多くの加工設備と技術ノウハウで、材料と加工内容、機械と砥石を含めて適したものを選択。超硬合金から一般鋼、特殊鋼、セラミックなど幅広く対応しています、単品から多数同時加工でもすべて「±1µm」の寸法精度を保持でき、鏡面加工なども得意で「研磨LAP加工精度1µm以内」「面粗さ0.1S」を実現している会社です。
対応領域:4
超硬合金、一般鋼、特殊鋼、セラミック
金属加工の会社で、求められる品質、納期、コスト、サービスを実現し、依頼者に満足して喜ばれることで地域社会に貢献するという経営理念を掲げています。
「木工品・木工家具の金属部分の製作」「自動車用金属部分のプレス加工・溶接加工・パイプ加工・スポット溶接」 「プレハブ住宅の板金加工 」「電気部品の銅板加工」 「学童机の金属加工 」が主力事業です。バフ研磨機で、ニーズに対応できる物づくりを心がけています。どの製品も、納期、品質、コストまで、求められる結果のために努力を欠かしません。
机や家具の金属部分のステンレス加工は、1個の試作から大量生産まで可能です。各種住宅用部材、テーブル部材、金具、机部材、ロボット用部品まで幅広く対応できます。
対応領域:4
机・家具の金属部分のステンレス加工、プレハブ住宅、産業用ロボット部品、学習机の金属
日本のモノづくりを支える「再生」クオリティを掲げています。めっきではなく「再生」とし、新たな価値を加えて、新品以上の価値を出すことに取り組んでおり、社内一貫対応できるだけの設備を整えているのが強みです。「再生」は「もったいない」という概念から生まれた技術と考えています。
地球資源は有限という価値観を持ち、環境課題と真摯に向き合って高度なめっき処理を通じたソリューションを提供。「再生」という中で研磨技術を発揮。「バフ研磨加工」「円筒研削加工」「鏡面研削加工」などを通じ、部品の再生や制作や改造を行っているのです。この技術により、日本のみならず世界各国から依頼されるようになりました。今後、海外にも目を向けた事業展開も検討しているようです。
対応領域4
各種部品、バイク用パーツ、産業機械、建設機械
設計から製造まで「品質のつくりこみ」を行っています。5つの工場と豊富な設備により少量から大量生産まで可能です。量産品も設計から機械加工まで一社で対応できるスタッフが充実。設備の充実にも力を入れていますが、人材の教育にも積極的に取り組んでいます。
国家検定技能士(特級、1、2級)131名で研削砥石取扱いの資格を持っているスタッフも25名在籍。5つの工場は「量産」「個別」「大物」とそれぞれ役割を持っています。この5つの工場が連携することで、求められるニーズに対応できるのです。
昼夜連続で操業しているため、短期間納期にも柔軟に対応できます。空調部品や、産業、機械部品、自動車部品、農業用機械部品などさまざまな製品を手掛けている会社です。
対応領域6
空調部品、産業・機械部品、自動車部品、農業用機械部品、輸送機器部品、機械・治具
>当サイトでは「研磨会社」とGoogle検索してヒットした研磨加工会社42社(2023年8月21日調査時点)の中から、研磨に関する特許を取得している企業を対応できる素材別に3社を選出しています。