本ページでは、研磨作業を専門業者に依頼する場合の料金相場や料金以外に注意すべき点などについて紹介していきたいと思います。
研磨作業の料金は、すべての場合において、ケースバイケースであり、相場がいくらとははっきり示すことができません。たとえば同じ素材、同じ作業内容、同じ分量であったとしても、依頼する業者によって料金は変わってくるというのが実情です。まずはこの点をしっかりと踏まえておいてください。
あくまで参考ですが、いくつか例をご紹介しましょう。ともにオートバイの部品の研磨を得意としているA社とB社。A社ではアルミ製のジェネレーターカバーの研磨を6,000円~としているのに対し、B社では部品の形状や面積によって剥離代が500円~1,000円、研磨代が1,000円~3,500円といった感じになっています。
また、研磨料金の安さを売りにしているC社では、素材の粗研磨が20円~。中研磨が50円~。600番研磨が100円~という料金目安を提示しています。
以上のように、研磨の料金は業者によってまさに千差万別です。それゆえ、依頼する立場としては、見積り比較するなどして、安い方を選びたくなるもの。しかし、料金だけで選んでしまうのは間違いです。
料金の安さで選んだ結果、仕上がりの品質が悪く別の業者に依頼しなおすことになり、かえって高くついてしまうおそれも。料金だけで判断するのは避けたほうがよいでしょう。
そこで業者選びの際は、料金やその業者の実績や得意分野などとともに、ISO9001を取得しているかどうかを判断基準とするとよいでしょう。ISO9001とは、品質マネジメントシステムの国際規格であり、顧客重視の姿勢や人員の運用などさまざまな厳しい基準をクリアすることで得られるもの。
この規格を取得している研磨業者であれば、その品質の高さも間違いないはずです。ISO9001を取得していないとダメとは言い切れませんが、取得している企業は信頼性が高いとはっきり言えます。
>当サイトでは「研磨会社」とGoogle検索してヒットした研磨加工会社42社(2023年8月21日調査時点)の中から、研磨に関する特許を取得している企業を対応できる素材別に3社を選出しています。