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超精密研磨

研磨会社では「超精密研磨」を取り扱っていることもあります。超精密研磨はナノスケールの細かさと精度が必要であり、光学分野で必要とされ、今後さらに需要が高まっていくと考えられている加工技術です。このページでは超精密研磨の需要や種類について解説します。

超精密加工技術とは?

超精密加工技術とはどのようなものか、定義と目的について解説します。

超精密加工技術の定義

超精密加工技術とは、最大で1/1000μmの精度を誇る切削・研削・研磨技術のことです。一般的な精密加工は最大で1/1000mmの精度を達成する技術を指します。

超精密加工技術は一般的な精密加工の1/1000もの細かさが必要であり、精度の高い専用の機械や工具を用いて、限界まで精密に加工することが求められる技術です。超精密加工技術の対象は金属だけでなく、プラスチック・セラミックス・ゴム・木材などさまざまな材料に及びます。

超精密加工技術の目的

超精密加工技術が活用されるのは光学分野で、精密機械部品・半導体ウエハ・カメラ・レンズなどの加工品がメインです。ただし製品・部品などを加工するだけでなく、部品を加工するための工具・金型を精密に製造するためにも役立っています。

超精密研磨の需要

研磨会社における超精密研磨は、ナノテクノロジーの発展とともに求められるようになった技術です。1960年代にはアメリカにおいて軍事・宇宙・エネルギー開発にために発展しましたが、1970年代に入ると日本でも産業分野で用いられるようになりました。

日本では主に産業用レーザープリンタやFDD、カメラ、CD・DVDなどで需要がありましたが、今後は製品の軽量化・高速化・高品質化によりさらなる高度な超精密研磨への需要が高まると考えられます。

引用元:「超 精 密 加 工 の 現 状 と展 望/田中 克敏」溶接学会誌 第70巻(2001)第2号
( https://www.jstage.jst.go.jp/article/qjjws1943/70/2/70_2_273/_pdf )

超精密研磨の種類

超精密加工には研磨・研削・切削の3種類があります。それぞれの特徴について見ていきましょう。

超精密研磨

超精密研磨はサブミクロンの精度とナノメートルの表面粗さを両立させる技術のことです。超精密研削や超精密切削に比べて加工精度が高いのが特徴ですが、切削・研削のみで表面を整えて研磨による「鏡面研磨」を不要とする、「鏡面加工」という高度な技術を持つ研磨会社もあります。

超精密研削

超精密研削とは、研削盤と研削砥石により工作物の表面をナノスケールの精度で削り、形状や表面を仕上げる技術のことです。狭義での超精密研削加工は高度な技術により行われ、研磨不要の精度で仕上げる研削のことを言います。

研磨は表面を平滑にしてバリや面を取ることを目的としますが、技術力の高い超精密研削では研磨の目的も研削で果たすことができるためです。

超精密切削

超精密切削とはナノスケールの精度にて、工作物の不要な部分を削り取る技術のことです。マシニングセンタや旋盤に削り取るための工具を設置し、削ることにより目的の形へと仕上げます。超精密研削と同様に、研磨を不要としない精度で完成させることもあります。

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※ISO9001認定を取得、公式サイト上に研磨事例が掲載されている会社の中から、対応領域の種類が多い3社を選定(2021年6月調査時点)
※情報参照元:三陽工業(https://sanyou-ind.co.jp/company/)、大堀研磨工業所(http://www.ohorikenma.co.jp/quality.html)、東京ステンレス研磨興業(http://www.tskenma.com/company/history.php

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