六甲電子は、1921年に創業された、後の特殊光学測定機器の製造メーカー「レックス光学研究所」を源流とする、兵庫県の金属・部品加工会社です。その後、日本で半導体産業が産声を上げた時代での会社組織変更を経て、現在の会社が設立されました。
戦前から今日に至るまで日本のものづくりを支え続け、特に現在では、各種半導体製品を手掛けることで、高度情報化社会の推進役となり、人々の生活を支えています。
多様な加工を実現する技術力
六甲電子では、シリコンウエハの加工、プライムウエハの鏡面研磨加工および、両面ミラー加工、裏面グラインド加工などに対応しています。また、大型研磨機をはじめ、グラインダーやラッパーなど各種機器を設置し、研削と研磨を組み合わせた加工やエッチング処理を要するシリコン製品の加工などにも対応しています。長年にわたって培ってきた多様かつ高度な技術力は、まさしく同社の大きな強みの一つ。質の高い仕上がりを実現してくれるため、高度な加工・研磨などをお願いしたい場合は、細かなところまで詳細に伝えて相談してみるといいでしょう。
研削・研磨の一貫加工が可能
六甲電子では、主にセンサー・パワーデバイスで必要とされるウエハの薄さ・ミラー面仕上げの加工について、研削→研磨の一貫加工工程で処理・管理していくことが可能。対応可能なウエハサイズは4~8インチ、研磨仕上げの厚みは(試作-量産)15-100μmと多岐にわたっており、細かな加工もしっかりと実現してくれます。
また、一貫加工以外にも、グラインダー仕上げ(#8000~)、研磨加工のみなど、多様な要望にもしっかりと応えてくれる柔軟な対応力を兼ね備えています。
高いレベルでの加工品質を担保
六甲電子では、工場内を常に清潔な空間に保ち、極めて精密な製造工程を実現しています。また、環境マネジメントシステム「ISO14001認定」と品質マネジメントシステム「ISO9001認定」を取得しており、品質管理にも高い信頼性を誇っています。
品質第一のものづくり
六甲電子では、何よりも品質を第一に考えて作業を行っています。シリコンウエハの厚みの精度、研磨面の精度など、さまざまな面において高い品質・性能を提供するため、全ての製品を厳密な管理体制の下で取り扱っています。
公式HPでは、同社の品質維持への取り組みが紹介されており、その徹底した品質管理・維持の様子がうかがえます。
自動車部品 | ○ |
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オートバイ部品 | - |
ガスタービン | - |
産業ロボット部品 | - |
半導体 | - |
医療機器部品 | - |
食品機器部品 | - |
航空機器部品 | - |
公式HP上では具体的な研磨領域に関する記載は見つかりませんでしたが、同社ではシリコンウエハの研削・研磨の一貫対応が可能。モニターウエハの再生研磨にも対応しています。
公式HPには研磨実績の記載は見つかりませんでした。
主な取引先については、公式HPには特に記載が見つかりませんでした。
口コミは特に見つかりませんでした。
所在地 | 兵庫県西宮市中島町8番5号 |
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設立 | 1983年9月 |
事業所 | 本社 |
>当サイトでは「研磨会社」とGoogle検索してヒットした研磨加工会社42社(2023年8月21日調査時点)の中から、研磨に関する特許を取得している企業を対応できる素材別に3社を選出しています。