本ページではコンクリートが持つ素材としての特徴や、研磨の必要性、研磨に必要とされる技術などをまとめて紹介しています。
研磨会社でコンクリート研磨を行っている会社は見つかりませんでした(2019年1月調査時点)。ではコンクリート製品の研磨をお願いしたい時はどこに依頼すれば良いかと言えば、以下の業者が考えられます。
どのようなコンクリートを研磨したいのかによって、どこにお願いするのかは変わってきます。
研磨業の中でも、コンクリート研磨は多少毛色が異なります。そもそもコンクリートは、基本的に施工する場所で完成するものですから、研磨会社に持ち込んで研磨することができません。出張研磨を行っていない研磨会社であれば、そもそも研磨できないことがほとんどです。
建築物にコンクリートは用いられていますが、コンクリート研磨は必ずしも必要ではありません。コンクリート研磨の主な目的は、表面の強度を上げるため、そして美観のためです。
コンクリート打ちっぱなしの住宅やショッピングセンターなどの施設のフロアでしたらコンクリートを美しく見せ、掃除をしやすくするためコンクリート研磨が行われることもあります。コンクリート研磨によって床材を用いなくても美しいフロアにすることができるのです。
また、工場など床面に強度が必要なフロアでは、研磨後に強化剤を塗布することでひび割れしにくい床にすることもできます。
コンクリートは、接着剤であるセメントで砂や砂利などの骨材を固めたものです。ですからコンクリート研磨は砂利などの石、水とセメントの水和反応によってできた水和物の両方を研磨することになります。
研磨は文字通り、研ぐ・磨くことを主な目的としますが、コンクリート研磨の場合はダイヤモンド工具を使って研いだり磨いたり、というよりは削ることに重点をおいた工具が用いられます。ただこの場合表面をつるつるに仕上げることができませんから、仕上げはラッピングを行うことが多くなります。
またフロアなど面積の大きな場所では研磨幅の大きな機械が必要になりますし、多くの粉塵が出ることから、目詰まりしにくいようドレッシングが不要であったり、回転数が少なくても使えるものが多くなります。
また粉塵対策として乾式ではなく湿式作業方法で行ったり、集塵機を使うなどして作業員の安全を確保することも必要になります。
>当サイトでは「研磨会社」とGoogle検索してヒットした研磨加工会社42社(2023年8月21日調査時点)の中から、研磨に関する特許を取得している企業を対応できる素材別に3社を選出しています。